蒔絵や家紋入れ等の事なら【ふで工房 椛】

位牌の種類

蒔絵は漆器や漆の平板の表面に漆で文字や文様を描き、その上に金粉や銀粉を蒔いて表面に定着させるといった技法ですが、仏壇仏具にも名入れや戒名などによく施されています。特に位牌の蒔絵は上品な仕上がりのものばかりが多いです。位牌は同じ大きさでも質や種類によって値段が違います。1万円以内のものから10万円以上もする位牌まであります。ここでは位牌の種類についてご説明致します。


本漆と同光沢を放つ漆

合成漆はカシューナッツの実から油出された液が主原料とされ本漆と同光沢をもっているのが特徴です。塗りや研ぎ、磨きの工程を簡易化することでよりリーズナブルになります。金箔や金粉を使用している位牌もあります。値段は一万前後です。  


唐木位牌

唐木位牌は黒檀、紫檀の輸入銘木を材料とした木目調を活かした位牌です。耐久性に優れ、虫や菌に侵されにくく乾燥性もよい特徴があります。材質そのものは重く、手にとると重量感や重圧感がります。値段は2万~5万程度です。 


本漆を使用した位牌

塗り、研ぎ、磨きを何工程も行うことによって1つの位牌を作るのに一ヶ月以上の手間をかけることもある高価な位牌です。光沢感は鏡のような鏡面仕上げで金箔や金粉を施しています。値段は5万~10万円ほどします。


モダン位牌

家具調仏壇にピッタリなモダン位牌ですが、デザインや色も豊富にあり、材質もメープルやウォールナットなど多種多様です。お部屋のインテリアに合わせてコーディネートすることができます。  


竹位牌

竹を丸ごと採用したまっすぐ天に向かう様をイメージした位牌です。竹の色味を生かし、まっすぐな木目もそのままの素敵な仕上がりです。どの仏壇にも合い、シンプルな特徴です。ふで工房でもおすすめしたい一品です。 


当社では、伝統の蒔絵を用いて、世界にひとつだけのオリジナル商品を作っております。位牌のデザインとして、家紋や文字入れ、名前入れも承っており、皆様のご希望にお応えするよう努めています。蒔絵が施されたオリジナル商品をご希望の方は、是非当社をご利用ください。